第17回マニフェスト大賞「エリア選抜」に選定されました

　第17回マニフェスト大賞において、須賀川市議会が提案した「灯台下暗し！ 執行機関の職員を対象とした議会制度研修」がエリア選抜（優秀賞候補）に選定されました。

　第17回マニフェスト大賞には、全国の市町村や議会、団体から3,133件の応募があり、このうち、「エリア選抜」には185件が選定されました。

　東北エリアでは、須賀川市議会を含む14件の議会や団体等が選ばれております。

事業概要

　現在、行われている議会改革は、議会内の改革や市民との関係性の中の改革等に注目が集まっていますが、現実には議案審議や一般質問、委員会調査に当たり、執行機関との議論が不可欠であります。

　そこで、須賀川市議会では、執行機関の職員の議会制度に対する理解を深め、議会に対するアレルギーを払拭し、ほどよい緊張感の中で市民のために議論を尽くすことができるよう、令和2年度から、職員を対象とした議会制度研修を実施しました。

取組の効果

　本研修の実績は下表のとおりですが、これまでの受講者数は延べ279人となり、全体の職員数約600人のうち、およそ半数に近い職員が受講しております。

　議会制度研修が3年目に入っても受講希望者が減少しない要因としては、口コミで本研修の有意性が広がり、関心を示す職員が増えていることと考えています。

　これまでの議会に関する研修といえば議員研修がメインであり、議会改革についても当局の職員が含まれるテーマは多くありませんでしたが、地方公共団体が「議事機関＋執行機関」で成り立つことを考えると、職員の議会制度に対する理解を深めることが重要だと考えています。

今後の展開

　研修を通し、職員から「議会制度を理解したい」「議会対応をしっかりしたい」という思いが強くあることも実感しており、今後も新たな研修メニューを考案しながら、引き続き、議会と職員をつなぐツールとして、本研修を実施していきたいと考えています。